塚本学院 校友会誌 WINGS Web
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大阪芸術大学体育会スキー部OB会支部 活動報告書
大阪芸術大学 映像学科支部会 顧問 吉川 幸夫



2019年度、映像学科支部総会は、卒業制作展期間中の2020年2月15日、大阪芸術大学映像学科7-51教室で開催されました。
まずは遠藤賢治先生への黙祷から始まりました。

支部会創設時よりご尽力いただきました支部会副代表の遠藤賢治先生が突然の他界、加えて支部長広瀬氏のお身内に不幸があり、当日の出席ができなくなりました。

総会の為の充分な準備ができないまま行われましたが、急遽、V9山本爲彦氏を議長に、吉川幸夫(支部会顧問、相談役)で無事進行いたしました。役員の承認、事業報告、決算報告、事業計画、予算案等、それぞれ審議の上、一同の承認を得ました。
又、前回承認されました映像学科分会(東京)結成の起案者であるV92下前明弘氏による分会についてのご案内と、「...映像業界はその多くが東京を本拠地とし、卒業生も多く居るのが実情、互いの情報交換や交友を深める場を持ちたい...」と述べられました。
続いて映像学科50周年同窓会に向けての意見交換会では、開催の件、告知の件、連絡の件等、熱い意見がかわされました。





終了後、50周年同窓会準備の為、ライングループが開設され、今後はラインを通し、役員との相互のやり取りの中でも検討、決定していく事になりました(希望する会員様にはライングループにご参加いただけます)。
今回の懇親会は同教室にて遠藤先生を偲ぶ会に変更。
大森学科長も参加、教室の後ろには遠藤先生を偲んで祭壇がもうけられました。令和2年2月9日に急逝、惜しむ声、哀惜の思いが漂う中、わずかな時間でしたが、和やかな時間を過ごすことができました。
人形アニメーションに造詣が深く、長年映像学科で、現在はキャラクター造形学科で指導されていました。サブワークであるアルミ空き缶細工での、切り、接着、ねじる精緻な構成力は、往年のブリキ玩具の懐かしさに、より繊細さが加わり素材のアルミ缶そのカラーリングと相俟って、ユニークなミニチュア造形物は、見入ればユーモアとウォームな雰囲気を醸し出し、思わず笑みがこぼれます。細部に神宿るの感。...御冥福をお祈り申し上げます。



また、今回出席が叶わなかったのですが、2019年度で退職されました、太田米男先生からビデオメッセージも届きました。先生は依田義賢映像学科初代学科長と共に学科創設以来、映画制作を指導されてきました。日本映画史の講義では映画に対する鋭い観察眼が捉えた独特の評論、分析は納得できるもので興味深かったことをビデオを拝見しながら思い出しました。現在は5年前に御自身で立ち上げられた『京都映画芸術文化研究所おもちゃ映画ミュージアム』で、古いフィルム作品の発掘、復元、再生や、玩具と呼ばれていた時代からの撮影機、映写機等の収集、ワークショップにと映画原理を学ぶ場の館長として活躍されています。以上2019年度の映像学科支部総会の報告です。さて、未だに新型コロナウィルスの感染収束する気配がございません。今後の総会、50周年同窓会予定日は再度見直し、決定いたしましたらライン、メール等でお知らせいたしますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。皆様方におかれましては、くれぐれもご自愛ください。

<映像学科支部会>
https://v-dousoukai-oua.jimdofree.com
mail : v-dousou@osaka-geidai.ac.jp
Tel:0721-93-3781(代)
映像学科研究室内 事務局長 二川 秀樹
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編集>> 塚本学院校友会 企画広報委員会 発行人>> 福永亮碩